「ヒューリスティック」という言葉、ちょっと難しそうに聞こえますけど、実は私たちの日常にすごく身近なものなんですよ。この言葉の語源は、ギリシャ語の「heuriskein」で、「発見する」という意味があります。英語の「heuristic」から来ていて、日本語にすると「発見的」とか「試行錯誤的」という感じになります。
では、ヒューリスティックって具体的にはどんな意味なのかというと、これは問題を解決するための方法の一つで、完璧な答えを見つけ出すのではなく、とりあえずの「良い感じ」の答えを手っ取り早く見つけるための近道みたいなものです。
例えば、大きなスーパーに行って、初めて見る商品を探す時、全部の棚を細かく見て回るのは大変ですよね。そこで、その商品がどんなものか大まかに知っていれば、「飲み物だから飲料コーナーにあるはず」とか、「お菓子だからスナックの棚にあるかも」という感じで、直感的にその辺りを探すと思います。これがヒューリスティックな方法です。完璧には探していないけど、なんとなくの感覚で探して、意外と早く見つかったりするんですよね。
この方法は、完璧な答えがすぐには見つからない複雑な問題に対して、時間をかけずにそこそこの答えを見つけるのに役立ちます。だから、科学や心理学、経済学など、いろんな分野で使われているんです。
みなさんも、何かを決める時に、全部の情報を集めてからじゃなくて、経験や直感で「これでいいかな」と決めること、ありますよね。それがまさにヒューリスティックな判断。いつもは気づかないけど、実はとっても身近な方法なんですよ。


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